出産内祝いのメッセージ!関係ごとの例文をご紹介

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出産内祝いのメッセージ!関係ごとの例文をご紹介

出産祝いをいただいた方に贈るお礼状や出産内祝いに添えるメッセージカード。

しかしいざ書くとなると、「どうやって書けばいいんだろう。」「何を書けばいいんだろう。」と迷ってしまうものです。

そこで本ページでは、お礼状やメッセージカードの基本を贈り物選びのプロであるAtelier GIFT(アトリエギフト)のコンシェルジュが解説。

送る際におさえておきたいマナーや、相手に合わせた文例や書き方のポイントまで詳しくご紹介いたします。

喜ばれる出産内祝いのために、しっかりと準備しましょう。

出産内祝いにメッセージを添えて感謝を伝える

メッセージを書く女性

赤ちゃんの誕生をお祝いしてくださった方たちには、感謝の気持ちを伝えるお礼状や出産内祝いの品物を贈るのが一般的です。出産祝いをいただいたら受け取ってからできるだけ早く、数日以内にお礼の連絡をし、1ヶ月後に出産内祝いの品物を贈ります。

その際、品物と一緒に出産祝いのお礼や赤ちゃん誕生の喜びを伝えるメッセージカードやお礼状を添えると、より相手に感謝の気持ちが伝わりやすく喜ばれ、より親しいお付き合いを続けていくことに繋がります。

  • 出産内祝いの基本

出産内祝いはどのようにして贈ればよいのでしょうか。お祝いを贈ってくれた相手に失礼のないようにマナーを守って贈りましょう。

出産1か月後が目安

出産内祝いを贈るタイミングとしては、生後1か月のお宮参り後をひとつの目安としましょう。お祝い自体が届く時期はバラバラかもしれませんが、遅くともお宮参りまでに届くことが多いためです。そのため、出産内祝いはお宮参り後にまとめて贈ると良いでしょう。

ただし、出産後は体調がまだ回復していないこともあるので無理は禁物です。やむを得ない場合であれば、出産から2ヶ月後までに贈れば問題ありません。

遅れて届いたものにはその都度対応

相手からのお祝いが出産から数か月経ってから届く場合もあります。「出産内祝いはもう贈ってしまったのに、どうすれば…」と悩む方もいるのではないでしょうか。遅れて届くお祝いには、その都度「出産内祝い」を贈りましょう。いただいたお礼にはきちんと対応することが大切です。

内祝いを贈るのが遅れてしまった場合

出産後、慣れない子育てなどに追われ、内祝いを贈るタイミングが遅れてしまうこともあります。こうした場合にはおわびの手紙を添えて内祝いを贈りましょう。遅くなってしまった理由を簡単に書き添えつつ、おわびと感謝の気持ちを伝えることが大切です。

贈り方は宅配でもよい

内祝いを郵便や宅配で送っても問題ありません。相手によっては、わざわざ訪問を受ける時間を割くことが難しいケースもありますから、失礼にはなりません。宅配の場合は、お礼状を必ず添えるようにしましょう。顔が見えない分、礼を尽くすことが重要です。

出産内祝いメッセージの基本的なマナー

出産内祝いメッセージの基本的なマナー

出産祝いをいただいたら、内祝いを贈るよりも先にお礼を伝えることが一般的です。出産祝いをいただいたらできるだけ早く、届きましたの報告とお礼を兼ねて一報をいれましょう。親しい間柄ならLINEや短文メッセージでも問題ありません。

目上の方などに対しては、電話やお礼状で感謝を伝えると丁寧です。産後は何かと忙しくなる時期なので、周囲の方々の助けを借りながら、できるだけ早めに準備しておくとスムーズです。

短文で堅苦しくないお礼のメール文例

まずはお祝いを受け取ったこと、そのお礼をできるだけ早く伝えましょう。親戚や友人など身近な相手でも、できるだけ直接お礼を伝えられる電話が丁寧な印象を与えます。相手との関係性によってはメールやLINEでも問題ありません。お礼のメールや電話では下記を伝えましょう。さらに相手との特別なエピソードを盛り込むと形式的な印象が薄らぎます。

◯出産祝いのお礼や感想

◯赤ちゃんの名前、名前がきまっていない場合は決まったら連絡する旨

◯近況報告

◯今後の挨拶

<文例>

こんにちは。このたびは出産のお祝いをいただきありがとうございました。

赤ちゃんは女の子/男の子で名前は「○○(読み仮名)」です。

無事に出産を終え、おかげさまで母子ともに健康に過ごしております。いただいた○○(品物)は大切に使わせてもらいます。落ち着いたら娘/息子とともにお伺いさせてください。これからもよろしくお願いいたします。

直筆の手紙で送るお礼状の例文

基本的にお礼状を書く際は、避けるべき表現などに気をつけながら書き進めるようにしましょう。便せん、封筒は白無地のもので、万年筆を使うのが基本的なマナーです。差出人は夫婦連名で書きましょう。

◯時候の挨拶、相手を気遣う内容を

◯締めの文章

<文例>

拝啓

日ごとに秋の気配を感じる今日この頃、お変わりありませんでしょうか。
この度は、とても素敵な○○/ギフトをいただきまして、ありがとうございました。
お心遣いに、主人/妻共々大変感激しております。
名前は「○○(読み仮名)」といたしました。
落ち着きましたら、娘/息子を連れて顔を見せに行きたいと思います。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
これからも、変わらぬご指導のほどよろしくお願いいたします。 

敬具

  • メッセージカードを書くときのマナーと注意点

先方を不愉快にさせることのないように、マナーをしっかり守ってメッセージカードやお礼状を書くようにしましょう。ここでは、メッセージ内での使用を避けるべきワードをご紹介します。

お返し

「お返し」という言葉は、出産祝いをいただいたから「返す」というニュアンスとなるため、使うことはNGです。いただきものへの感謝の気持ちをそのまま伝えるようにしましょう。

忌み言葉

「別れる」「切れる」「離れる」「去る」「冷える」「終わる」「流れる」という言葉は、忌み言葉とよばれます。「忌み言葉」はお祝い事にはふさわしくない言葉であるため使ってはいけないとされています。

また、お祝い事は繰り返さないことが良しとされていることから、「再び」「いよいよ」「返す返す」といった「重ね言葉」を使わないことも大切なマナーです。

忌み言葉言い換え例
スタートを切る新たに出発する
月日が流れる時が経過して
諦める受け入れる
ほほが落ちる格別のおいしさ
連絡を断つ連絡がつかない
避ける距離を置く
気に病む気にする
四・九(あてはまる数字を避ける)

相手に合わせた文章を心掛ける

両親や親族、友人、目上の方など、お相手に合わせて言葉遣いが変わるのは当然です。そのうえで、かしこまりすぎず、くだけすぎない適度な距離感を感じさせる文章を心掛けましょう。

親しい方には、メッセージカードに赤ちゃんの写真を入れるとお披露目も兼ねた報告にできます。ただし、お相手の事情を十分に配慮した上で選ぶ心遣いを忘れずに。

また、メッセージカードがカジュアルな印象が強いのに対し、フォーマルな場にふさわしいのはやはりお礼状です。目上の方や、仕事関係の方にはお礼状で感謝を伝えるようにしましょう。

喪中の方へ送る場合の気遣い

お相手が喪中である場合、特にその点について触れ「ご愁傷さまでした」と書く必要はありません。できるだけシンプルに報告するような文章を心掛けましょう。

ただし、贈る時期には注意が必要です。慌ただしい日々を送られていたり、精神的な負担のことなどを考え、四十九日が過ぎたころに内祝いと一緒に送るとよいでしょう。

送るのが遅れてしまった場合

出産内祝いを贈るのは、お祝いをいただいてから1ヶ月以内が基本とされています。メッセージカードを一緒に送る場合も同様ですが、さまざまな事情で遅くなってしまうこともあるでしょう。

出産内祝いを贈るのが遅れてしまったときには、お礼の言葉と一緒に、遅くなってしまったことをお詫びする電話をかけましょう。メールにしてしまうと、特に年長者や目上の上に失礼だと感じさせてしまうことがありますので、避けましょう。

要点をまとめる

メッセージカードを書くときは、まず要点をまとめることが重要です。スペースに限りがあるため、内容を簡潔に構成しなければ、相手に伝えたい感謝の気持ちや赤ちゃんの情報などが書けなくなるからです。一般的に読みやすいとされる文字数は、80〜120文字程度と言われています。文章のバランスを意識し、すっきりと見えるようにしましょう。

  • お礼状を書くときのマナーと注意点

お礼状はメッセージカードに比べて文字数に余裕があるため、目上の方や仕事の関係者のかたに送るのに適した書状形式です。その分、お相手に失礼にならないようマナーをしっかりとおさえておきましょう。

頭語・結語と時候の挨拶

お礼状は、メッセージカードに比べてかしこまった雰囲気になります。そのため、一般的な手紙のマナーに従って書きます。

まず、頭語と結語を正しく組み合わせて使うようにしましょう。お礼状を書く場合の頭語・結語は、「拝啓・敬具」が一般的です。女性だけが使える「かしこ」という結語は、ビジネスシーンには不向きであるため「敬具」で統一しましょう。

文房具やその他のマナー

お礼状は白い便箋に黒か濃い青のインクで、縦書きで書きます。封筒は白の無地を用い、テープ等ではなく糊で封をします。封字は「〆」「締」「封」が一般的です。差出人は夫婦連名にします。                                                                             

気持ちが伝わる出産内祝いのメッセージを書くポイント

メッセージを書く女性の手元

メッセージカードを書くときのポイントは、簡潔さを心がけることです。読みやすい文字数は80〜120字が目安とされています。

スペースも限られるため、要点をまとめてすっきり見せるようにしましょう。これより長くなるようなら、お礼状に切り替えます。また、目上の方に送る場合もお礼状の方がよいでしょう。

いただいた品物への感謝の気持ち

まずは、いただいた品物への感謝の気持ちをきちんと伝えます。先方への配慮も忘れず、出産そのものの喜びを伝えるよりも、贈り物をいただいたことへの感謝を第一に伝えるようにしましょう。

赤ちゃんの名前(読み方)、性別や由来など

赤ちゃんに関する情報をお伝えします。近況を具体的に書くことで、先方への報告にもなります。

母子の様子

赤ちゃんだけでなく、お母さんの状況も気に掛かるものです。併せて伝えることで、先方にも安心してもらえます。

今後の支援をお願いする言葉/相手の健康や活躍を願う言葉

赤ちゃんが生まれるということは、これまでの環境がガラリと変わるということです。頂いたものへの感謝の気持ちと一緒に、今後の抱負やお付き合いへの前向きな思いを締めの挨拶として伝えましょう。

  • カジュアルな雰囲気の「メッセージカード」なら…

出産内祝いの品に同梱するメッセージカードは、シンプルにまとめるのがよいでしょう。

<文例1>

先日は優しさの伝わる可愛らしい出産祝いをいただきまして、誠にありがとうございます。
おかげさまで、母子ともに元気に過ごしております。
心ばかりの品をお送りさせていただきます。
今後とも、親子ともども末永くお付き合いくださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

<文例2>

この度は子どもの誕生に際し、心温まるお祝いをいただき、どうもありがとうございます。
出生は●月●日、秋の訪れとともに生を受けた喜びを込めて(名前の由来)、名前は○○(ふりがな)といたしました。
名前のごとく、○○に育ってくれることを願っています。
親子ともども、これからも温かいお付き合いをいただければ嬉しく思っております。
お近くにお越しの際には、ぜひわが家へお立ち寄りください。

  • 丁寧に感謝の気持ちを伝える「お礼状」なら…

「メッセージカードだとカジュアルすぎる」「具体的にお礼を言いたい」といった場合は、お礼状を内祝いの品に同封(または別送)するのもおすすめです。この場合、白い便せんに黒か濃い青のインクを使って書き、冒頭には時候の挨拶を添えるのがルールです。

~職場の上司や取引先など、目上の方に贈る場合~

<文例1>

拝啓

○○(晩夏、早春、残寒など)の候、○○様におかれましては、お変わりなくお過ごしのこととお慶び申し上げます。
この度は長男(長女など)の誕生にあたり、ご丁寧なお祝いの品をいただきまして、誠にありがとうございました。
子どもには○○(名前の由来)との願いを込め、○○(名前+ふりがな)と命名いたしました。
おかげさまで、母子ともに健康に過ごしております。
これからは新しい家族のためにも仕事に邁進する覚悟でおりますので、ご指導くださいますようお願い申し上げます。
心ばかりではございますが、御礼の品をお送りいたしますので、ご笑納ください。
今後とも、人生の先輩として変わらぬご指導をいただきたく、親子ともどもよろしくお願い申し上げます。

敬具
●年●月●日

<文例2>(育児休暇中の場合)

謹啓

○○様におかれましては、ご清祥のこととお慶び申し上げます。
この度は長男(長女など)の誕生に際し、素敵なお祝いをいただきまして、誠にありがとうございました。
おかげさまで。●月●日●gの長男(長女など)が誕生し、母子ともに健康に過ごしております。
長男(長女など)には、○○のような子どもに育ってほしいという願いをこめて(名前の由来)、○○(名前+ふりがな)と命名いたしました。
これから●月まで産後休暇をいただくため、皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、何とぞよろしくお願いいたします。
なお、ささやかではございますが、内祝いの品を送らせていただきました。ご笑納いただければ幸いに存じます。
季節の変わり目です。皆様、どうぞお風邪など召されませんよう、ご自愛くださいませ。
まずは、書中をもちまして、御礼申し上げます。

敬白
●年●月●日
○○○○(署名)

~親戚や友人・知人に贈る場合~

出産や育児を支えてくださるお互いの両親・親戚には、よりいっそう感謝の気持ちを伝えたいもの。赤ちゃんの成長の様子や子育ての実感などを綴ってみてはいかがでしょうか。また、出産・育児を経験している友人・知人へは、「これからご指導お願いします」の気持ちを、さらに、2人目以降の子の出産内祝いであれば「この度もお祝いをありがとうございます」などと、表現に工夫をしたいところです。

<文例3>(夫・妻の両親・親戚に贈る場合)

秋も近づいてまいりましたが、まだまだ暑い日が続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか。
この度は。長女○○(ふりがな)の出産にあたり、心のこもったお手紙とベビー服をいただき、ありがとうございました。
さっそく娘に着せてみたところすごく似合っていて、夫婦ともに喜んでおります。
初めての育児で戸惑うことも多いのですが、これからは家族3人で笑顔あふれる家庭を作っていけたらと思います。
お正月には、いただいたベビー服を着せて、ご挨拶に伺いたいと思います。それまでには娘も少し女の子らしくなっていることを願いつつ、お会いできるのを妻(夫)と楽しみにしております。
これからも、子育ての先輩として、今まで以上にアドバイスをいただけましたら嬉しく思います。
季節の変わり目でもございますので、どうぞご自愛ください。
まずはお礼まで。

<文例4>(出産・子育て経験のある知人に贈る場合)

春の訪れが待ち遠しく感じる季節となりました。いかがお過ごしでしょうか。
先日は、長男○○(ふりがな)の出産にあたり、素敵なお祝いの品をいただき、ありがとうございます。
ちょうど○○の購入を考えていたところでしたので、本当に嬉しいお祝いでした。さっそく活用しております。
慣れない育児でとまどうばかりですが、子育て経験のあるおふたりにご相談することもあるかと存じます。
これからも、人生の先輩として、子育ての先輩としても、ご指導くださいますようお願い申し上げます。
お近くにお越しの際には、息子の顔を見にぜひお立ち寄りください。
季節の変わり目ですので、お風邪など召されませんように。

<文例5>(ふたり目以降の子の場合)

この度もお心遣いをいただき、誠にありがとうございました。
子どもの名前は○○(名前の由来)と願いをこめて、○○(ふりがな)と命名いたしました。
おかげさまで、母子ともに元気に過ごしております。
ささやかですが、内祝いの品をお贈りします。
これからも子どもともども、よろしくお願いいたします。

  • 楽しい雰囲気の「写真入りメッセージカード」なら…

この場合のポイントは、写真と文章を関連づけること。写真から連想される赤ちゃんのセリフを盛り込むと、子どもの愛らしさがいっそう引き立ちます。

<文例6>

「はじめまして、●月●日に生まれました○○(名前+ふりがな)です!
ママとパパと、そしてこれからはぼく(私)もよろしくお願いいたします」
この度は、温かい心遣いをいただき、どうもありがとうございます。
この小さな幸せを、ともに祝福してくださる皆様と多くを分かち合えることに感謝し、ささやかですが心ばかりの品をお贈りします。
季節の変わり目ですが、くれぐれもご自愛くださいませ。

<文例7>

我が家に、○○(名前+ふりがな)が誕生しました!
おかげさまで、元気にスクスク育っています。
お近くにお越しの際は、娘(息子)の顔と私たちの奮闘を見にきてください。
娘(息子)も、「早く会いたい」と言っています!

家族や友人など親密な方に送る出産内祝いのメッセージ例文

家族や友人など親密な方に送る出産内祝い

ここからは出産内祝いに添えるメッセージの文例をご紹介します。贈る人別に気をつけるポイントもぜひ参考にしてください。

基本の文例

伝えるべきポイントをふまえた文例をご紹介します。

この度はお気遣いの品をお送りいただきありがとうございました。
●月●日に誕生した子どもは「~」という願いを込めて
「○○(ふりがな)」と名付けました。
おかげさまで母子共に元気に過ごしています。
心ばかりの品をお贈りしましたので、お納めください。今後とも親子共々よろしくお願いいたします。

家族、親族に贈る場合の文例

家族や身近な親族に送るメッセージは、もう少しカジュアルな書き方になっても構いません。これから赤ちゃんが家族の一員になること、これから面倒をみてもらうことに対して「よろしくお願いします」の気持ちも一緒に伝えるとよいでしょう。

この度はとても素敵なお祝いをどうもありがとうございました。
○○のために大切に使わせていただきます。
新米パパ、ママの慣れない育児が始まりました。
これからいろいろお手伝いいただくことになるかと思いますが、
どうぞよろしくお願いします!
気持ちばかりですが、お礼を贈りますので、使ってくださるとありがたいです。

友人に贈る場合の文例

親しい友人の場合は、先輩ママの目線や独身の友人のおしゃれなセンスで選んでもらった品物に対しての感想を添えてもよいでしょう。

素敵なお祝いのプレゼント、ありがとう!
先輩ママのさすがのセレクト、早速愛用させてもらっています。
ささやかですが、感謝の気持ちを贈ります。
よかったらご家族で召し上がってください。
また落ち着いたら○○に会いに来てね!

上司や同僚などに送る出産内祝いのメッセージ例文

上司や同僚などに送る出産内祝い

お世話になっている会社の先輩や上司の方に対しては礼儀を忘れず、あまりカジュアルな印象になりすぎないよう心掛けましょう。また、職場復帰後は仕事をがんばりたいという意欲を伝えるのもよいでしょう。

○○の候、お元気お過ごしでしょうか。
先日はごていねいなお祝いをいただき、誠にありがとうございました。
子どもには「~」という願いを込めて○○と命名いたしました。
おかげさまで、母子共に健康に過ごしております。
生まれたばかりの息子/娘はとてもかわいく、
日々の成長を見ながら、責任感を感じ身の引き締まる思いです。
心ばかりではありますがお礼の品をお贈りいたします。ご笑納ください。
仕事復帰の際は、一層充実した気持ちで業務に励みたい所存でございます。
今後ともご指導のほどをよろしくお願い申し上げます。

出産内祝いはメッセージカード選びも大切

メッセージカード

出産内祝いに添えるメッセージカードについて種類はあるのでしょうか。

メッセージカードは基本的に親戚や仲の良い友人のように、親しい間柄の方に贈る内祝いに添えるものです。上司や目上の方にはきちんと時候の挨拶などを入れたお礼状を用意しましょう。

  • 写真入りメッセージカード

生まれた赤ちゃんの写真を入れることができる写真入りメッセージカード。

専用サイトにアクセスして、パソコンやスマートフォンに保存されている写真を手順通りにアップロードしていくと、簡単に作成できます。

ただ、写真入りのメッセージカードを作成する場合、いつ頃撮った写真を使えばよいか迷ってしまうかもしれません。特に決まりはありませんが、生後2週間~1ヶ月以内の写真を使う方が多いようです。出産内祝いを贈る時期を考えると、自然とその時期の写真を使うことになります。

素敵でかわいい写真入りのメッセージカードが作成できますが、写真入りカードを添える場合は、贈る相手に配慮する必要があります。

両親や祖父母など、身内への内祝いに添えると喜ばれるメッセージカードではありますが、会社の職場の同僚や友人などに贈る場合は、名前入りの内祝いギフト「名入れギフト」などのように、もらっても処分に困ってしまう人もいるので、贈る相手への配慮をしましょう。

おしゃれに見せるポイント・写真の撮り方

かわいい赤ちゃんの姿を見ていると、幸せな気持ちになりますよね。出産の喜びと感謝の気持ちを伝えるメッセージカード作りは親としての腕の見せ所です。

実は写真入りメッセージカードは、ちょっとしたポイントを押さえるだけでおしゃれに見えるものです。素敵なカードを作成するために、赤ちゃんの写真をよりかわいく撮るコツやカードの作り方をご紹介します。

①赤ちゃんの表情がわかる写真を使う

写真入りメッセージカードの主役は、赤ちゃんの写真です。できるだけ赤ちゃんの表情がはっきりと確認できる写真を選びましょう。
泣いたり笑ったり、赤ちゃんの表情はコロコロ変わるもの。「なかなかかわいい表情が撮れない」「赤ちゃんがすぐに目をつぶってしまう」というときには、スマートフォンのカメラの設定を連写モードにしておきましょう。かわいい我が子の一瞬を逃さず捉えることができるはずです。

②自然な明るさで撮影する

暗すぎる写真や明るすぎて白飛びした写真は、綺麗に印刷できない場合があります。また暗い場所では、ついついカメラのフラッシュモードを使ってしまいがちですが、赤ちゃんには刺激が強すぎる場合も。
窓から入ってくる自然光を上手に活用すれば、柔らかい質感の写真に仕上がります。日光が強すぎる場合は、レースカーテンを引いて、光の量を調整してみてください。

③顔まわりの余白を多めに撮影する

赤ちゃんの顔は、ついついアップで撮りたくなりますが、メッセージカードに使うなら適度な余白が必要です。出産内祝いはおめでたい贈り物ですので、赤ちゃんの頭や顔の一部が見切れないように撮影します。
顔まわりの余白を多めにとっておき、テンプレートのデザインと組み合わせて、後からサイズを調整しましょう。

④出産内祝いにあったデザインフレームやテンプレートを活用する

「おしゃれなメッセージカードを作りたいけれど、自分でデザインするのは難しい」そんなときには用途やお好みに合わせて選べるデザインフレームやテンプレートを活用するのがおすすめです。

文章だけのメッセージカード

写真が入ったメッセージカードではなく、写真なしのオリジナル文章でメッセージカードを作りたい場合は、文章のみが変更できるメッセージカードのデザインもあるので安心です。

文章すべてを例文通りではなく、少しだけ自分の言葉に置き換えたいという場合は、オリジナルメッセージカードの文例を少し変更して作成できます。

自分で考えた文章で贈りたい方、写真はあまり添えたくない方におすすめです。

既製カード

予め文章が印刷されているメッセージカードです。

出産内祝いをはじめ、それぞれの用途ごとに定型文が印刷されているので、メッセージカードを作る時間がない場合や、急いで内祝いの品を贈りたい場合などに選べるメッセージカードです。

既製カードの場合、文章を変更したり、文末に名前を入れることができないので注意が必要です。

気軽に贈れる小さいサイズのカード

赤ちゃんの面倒を見るので手一杯という家庭もあるでしょう。例えば子供が何人もいる家庭の場合、両親それぞれが忙しいというケースもあるはずです。その場合出産内祝いと一緒に、名刺サイズのカードを渡すのはいかがでしょうか。

名刺程度の大きさなら、一言メッセージをかくだけで見栄えがよくなります。品物だけだとそっけない印象ですが、名刺サイズのカードに何か一言添えるだけでも温かみが増します。

出産内祝いのメッセージに関するよくある質問

Q1:出産内祝いにメッセージカードは必要?

A1:出産内祝いを直接手渡しすることができず、郵送で贈るときは、メッセージカードを添えた方が良いです。出産祝いをいただいたお礼の気持ちを、カードに記して添えた方が感謝の気持ちがより伝わりやすいです。

また、事前に何の連絡もせず、内祝いの品物だけを突然贈ると失礼と受け取られてしまうこともあるので、メッセージを添えておいた方がよいでしょう。

出産内祝いを贈るのが遅れてしまった場合も、メッセージカードを添えることをおすすめします。

出産内祝いは、出産した日から1か月前後に行う、お宮参りを終えた頃を目安に贈るのがマナーとされています。やむを得ず出産内祝いを贈る時期を過ぎてしまった場合は、事前に相手へ内祝いが遅れる旨を連絡し、内祝いの品物にお詫びのメッセージを添えておくとよいでしょう。

Q2:メッセージカードは手作りした方がいいの?

A2:内祝いに添えるメッセージカードを、どうやって作ればよいのかも悩みのひとつ。自分で材料を用意して、一から作ったオリジナルのメッセージカードは、特別なカードになるでしょう。

無料で使える例文や、カードの台紙デザインなど、テンプレートもたくさんあるので、上手く利用して素敵なメッセージカードを作りましょう。

Q3:出産内祝いを贈る相手が喪中でも贈ってもいい?

A3:出産内祝いは、出産のお祝いをいただいたかたに、感謝の気持ちをこめてお礼のお返しと赤ちゃんのお披露目を兼ねて贈ることですから、贈るお相手が喪中であっても内祝いを贈ることは問題ありません。ただし、ご不幸のあった相手に対しては、贈るタイミングや贈り方に配慮が必要です。

出産内祝いを贈る相手が喪中の場合、喪中のかたは慌ただしく過ごされていることが多く、とくに身近なかたをなくされていたら心の余裕もありません。お相手が落ち着いた四十九日が過ぎたころに贈りましょう。

一般的に「出産内祝い」を贈るタイミングは、いただいてから1ヶ月以内が目安とされていますが、贈るのを避けるべき時期もあります。適切な時期かどうかを一度確認して、うっかり贈ってしまわないように注意しましょう。

Q4:出産内祝いのメッセージの書き方は?

A4:まずは、出産祝いをいただいたことに対する感謝の気持ちを書きます。生まれた日や性別、ふりがなをつけた名前、名前の由来など赤ちゃんに関する情報も一緒に書くと良いでしょう。さらに、母子ともに健康であること、育児を楽しんでいることなど、現在の状況をお知らせするのが一般的です。

Q5:出産内祝いのメッセージカード、写真はいつのものを使う?

A5:写真入りメッセージカードをつけるときは生後2週間~1か月の写真を使う、出産内祝いを贈る時期は、生後1か月以降がマナーです。メッセージカードで使う赤ちゃんの写真は、出産直後に撮影した写真ではなく、赤ちゃんが少しふっくらとしてくる生後2週間~1か月に撮影したものを使いましょう。

Q6:お礼・メッセージをメールで送ってもいいの?

A6:お祝いをいただいた方には、メールでお礼を伝えたりメッセージを送ったりすることができますが、相手によっては大変失礼になる可能性があります。すぐにお礼状が出せないときなどは、連絡先がわかればメールよりも電話で直接感謝の気持ちを伝えた方がよいかもしれません。

まとめ

メッセージカードまとめ

出産内祝いに添付するメッセージカードは、自分たちの状況や子どもの情報、気遣いへの感謝などを伝える大切なものです。自分と相手との関係性によって、文章の雰囲気や内容などが異なります。相手のことを考えて、最大限の感謝の気持ちを伝えることが重要です。

またメッセージでは、感謝や母子の健康をきちんと伝え、マナーにも気をつけましょう。贈る相手により文言を変えることも大切です。

メッセージカードをつけることで気遣いを伝えられ、とくに郵送で贈る内祝いならメッセージカードがあるとより丁寧です。手渡しでも普段はなかなか言えない感謝を文字にすることで印象も異なりますよ。