¥8,000以上のお買い上げで送料が無料(沖縄は除く)

出産祝いの書き方マナーを知ろう!のし袋(ご祝儀袋)の選び方も紹介

出産祝い/

出産祝いの書き方マナーを知ろう!のし袋(ご祝儀袋)の選び方も紹介

周りの親しい方や会社の同僚などに赤ちゃんが生まれることはとても喜ばしいことです。しかし「出産祝いを贈るご祝儀袋には様々なマナーがあって難しい!」と思っている方は多いのではないでしょうか。

祝儀袋の書き方、包み方、金額など、今さら聞くこともできないとわからないではいけないのでしっかりと把握しておきたいですよね。のしも意外と知らないマナーが多くあります。

今回は、出産祝いの書き方を中心にのし袋(ご祝儀袋)のマナーも紹介します。これから出産祝いを贈る方もぜひ、最後までご覧ください。

書き方の前に!のし袋(ご祝儀袋)の選び方

のし袋(ご祝儀袋)の選び方

出産祝いの書き方の前にのし袋の選び方も大切です。少し違うだけで大変失礼になってしまうこともあるので、注意して出産祝いののし袋を選ぶようにしましょう。

のし袋にはさまざまな種類があるので、どのような種類を選んだらいいのか迷ってしまいます。ここからは、出産祝いののし袋の選び方について解説します。

用意するのはのし袋?ご祝儀袋?

のし袋とは香典袋やご祝儀袋ともいわれており、結婚式や葬式などの慶弔時においてお金を包む袋を指します。

しかし、お店で店員さんに「のし袋はどこですか?」と質問すると、慶弔どちらにも対応するため香典袋の場所を案内されてしまう可能性もあります。出産祝いののし袋は、ご祝儀袋といったほうが店員さんなどには伝わりやすいでしょう。

明るいカラーののし袋(ご祝儀袋)はどのくらいまでOK?

出産祝いののし袋には、喜びやお祝いの意味も含めて明るい色味のものを選ぶようにしましょう。赤ちゃんの誕生を祝うものなので、柔らかいパステルカラーや清潔感のあるデザインののし袋がおすすめです。

原色系のカラーは、明るいというよりは派手になってしまいます。派手ではなく、明るく清潔感のある色ののし袋を選ぶようにしましょう。

迷ったときは、一般的にお祝い事のカラーとして使われる白✕赤ののし袋を選ぶと間違いないです。しかし、紺や黒などの暗いカラーは不幸があったときに使われる色なので、避けるようにしましょう。

包む金額に合わせてのし紙のデザインも選ぶ

のし袋は、包む金額に合わせて大きさを選びます。一般的にのし袋が大きく、水引の本数が多く色が豪華(金・銀) なほど高額のお包み用となります。

中身の金額に対して、凝ったデザインや豪華すぎて、袋だけが目立ちすぎるのはよくありません。包む金額とそれに合ったのし袋を選ぶようにします。

  • 3,000~5,000円の場合
    一般的な紅白ののし袋(ご祝儀袋)に包みましょう。水引がプリントされ、中包みも省略されたカジュアルなタイプでも構いません。シンプルなデザインが望ましいです。
  • 1~3万円の場合
    普通の紙製でもよいですし、和紙や飾りが独特なデザイン性の高いものでもOKです。ガーゼやハンカチなどでご祝儀を包んでいるものなど、少し凝ったデザインを選ぶのもおすすめです。かわいらしさと特別感を演出できますね。
  • 3万円以上の場合
    水引が印刷されたシンプルなのし紙では、少し不釣り合いな金額になります。華やかなデザインや、アレンジが凝ったのし袋がおすすめです。デザイン性はもちろんですが、袋も上質なものに入れることをおすすめします。

3,000〜1万円前後のご祝儀を包む場合、比較的デザインがシンプルなのし袋を選ぶとよいでしょう。

3〜5万円程度を贈る場合は、豪華なデザインの水引が使われているのし袋がおすすめです。包む金額が5万円以上になる場合は、より華やかな水引があしらわれているものや大きめの封筒を選ぶようにしましょう。

水引の本数は一般的に5本か7本

出産祝いを贈る場合は、一般的な5・7本の水引が使用されているのし袋を選びましょう。また、金額によっても水引の本数は変わり、1万円以下の場合は5本が一般的で、1~3万円以上は7本の水引を使います。

水引が10本ののし袋は、結婚祝いなどの婚礼用に使われるものであるため選ばないよう注意が必要です。また、出産祝いや結婚式などのおめでたいシーンでは、紅白の水引のものを選ぶのがマナーです。

ただし、渡す相手の宗教によっては水引を使用しないこともあります。例えば相手がキリスト教を信仰している場合は、水引がついたのし袋は渡せない可能性が高いため、事前にお相手に確認するのがベストです。

出産祝いの「のし袋」の書き方

出産祝いののし袋の選び方がわかれば、次はのし袋の書き方をマスターしましょう。のし袋はお相手や贈る側が連名になることで、書き方も変わってくるので注意して書いてください。

のし袋の意味とは

のし(熨斗)とはのしあわびの略で「鮑(あわび)を薄く長くはぎ、引き伸ばして乾かしたもの」です。昔から鮑はとても貴重な縁起物で、神事のお供え物として用いられていました。 乾燥した鮑は栄養価が高く、長持ちすることから保存食として「不老長寿の印」と重宝されていました。

それを、贈り物に添えるスタイルへと変化していきました。のしあわびは貴重で手軽に入手できないため、次第に紙で折った「熨斗」が代用されるように変化し、お祝いの品物にはのし紙をかける習慣が残っています。

のし袋とは、品物ではなく金銭を入れて相手に贈るための袋のことです。のし紙とは違い、金銭を入れる袋に直接、上包み(上袋)・熨斗(のし)・水引(みずひき)で構成されています。結婚式では「ご祝儀袋」とも呼ばれます。 

また、のし袋にはさまざまな種類があり、お葬式などの弔事でも使用され、その場合は「香典袋」と呼ばれます。

のし袋の書き方

出産祝いでののし袋の基本的な書き方を紹介していきます。一般的なルールなので、覚えておくようにしましょう。

水引

水引とは、のし袋の真ん中の結んである飾りのことをいいます。上述でも紹介していますが、出産祝いはお祝いごと(慶事)なので、赤白の水引を選びます。

また、出産祝いは何度あってもいいお祝いごとなので、蝶結び(花結び)の水引を選ぶようにしましょう。結婚祝いで使う結び切りは、一度結ぶとほどけないという意味があるので何度あってもいいお祝いである出産祝いにはNGです。

水引の種類

表書きの書き方

のし袋の表書きの書き方

表書きの上段には、御祝(お祝)、御出産御祝(ご出産お祝)または御安産御祝と書くのが基本です。「安産御祝」「出産御祝」は4文字で書くと不吉とされるため、文字数には注意が必要です。また「寿」もご祝儀の名目でよく見かけますが、こちらは結婚祝いのときに使い出産祝いでは基本的には使わないとおぼえておきましょう。

名前は水引を挟んで下段に贈り主の名をフルネームで書きましょう。また、連名で出産祝いを贈る場合は、誰と渡すかや人数によって書き方が変わります。詳細は後で紹介しています。お祝い事なので、毛筆(筆ペン)か黒の太めのサインペンで、濃く力強く書きます。

中袋の書き方

のし袋の中袋の書き方

ご祝儀袋(のし袋)は「中袋」の書き方にも注意しなければいけません。中袋の基本的な書き方もしっかり覚えておきましょう。

一般的に市販されているご祝儀袋(のし袋)には「中袋」がついているものが沢山あります。予め金額を記入する欄が薄く線で引かれているようなタイプの中袋なら、その枠線に沿って金額を書きましょう。

横書きの場合「1,2,3…」と数字で金額を書いても問題ありません。それ以外の場合は、漢数字で金額を縦書きにします。その際に使う漢数字のうち、一部は旧漢字を使う慣例がありますが、必ずしも無理をして使わなければいけないわけではありません。

◇中袋へ金額を書く際に使う漢数字

縦型の中袋へ金額を書く際に使う漢数字は以下のようになります。実際に書く際、活用してください。

  • 1→壱
  • 2→弐
  • 3→参
  • 5→伍
  • 7→七
  • 8→八
  • 10→拾
  • 1,000→千、仟(または阡)
  • 10,000→万、萬
  • 単位→円、圓

6は数字のキリが悪いためあまり使われません。4・9は「死」や「苦」といった縁起の悪い言葉が連想される為、ご祝儀袋(のし袋)の中袋には書かないのがマナーとされています。

よく使う5,000円と1万円の例を参考に記載しているので、出産祝いの書き方に迷った際には参考にしてください。

例)5,000円と1万円の縦書き
・5,000円…金伍阡円(圓)
・1万円…金壱萬円(圓)

  • 中袋の名前と住所の書き方

中袋へ名前を書く時は「裏面」に書くようにしましょう。実は出産祝いを贈る場合、中袋には「住所」は書かない方が良いとされています。元々裏面に住所を書く由来は、贈った相手がお礼状を書く場合に配慮をしていたためだからです。

しかし、購入したのし袋によっては、中袋に氏名・住所を記入する欄が印刷されているものもあります。その場合、記入欄に従って氏名・住所を記入しましょう。

職場一同でご祝儀を贈る場合など、数人でお金を出しあった時には、ご祝儀を出した人全員の名前を書いた紙を中袋に入れるようにします。

また、中袋に金額や名前を書く時は、出来る限り「毛筆」または「筆ペン」を使うことをおすすめします。ボールペンで書くことが悪いわけではありませんが、一般的に中袋も表書きと同じように書くと無難です。

  • お金の選び方

出産祝いなどの慶事には、のし袋に「新札」を包むのがマナーです。新札とは発行されて一度も使用されていないお札のことをいいます。それに対して「ピン札」とは、使用されているものの、折り目もシワもないきれいなお札のことです。ピン札と新札では意味が違うのでできれば新札を使いましょう。

新札は銀行の窓口や両替機で入手することができます。出産は新しい命の門出なので、新札を用意して、赤ちゃんの誕生を祝福する気持ちをしっかり伝えましょう。

  • お金を中袋に入れる向き

お金を入れる向きはお札を表向きにして「お札の姿絵」が袋の上部に来るように入れます。このように紙幣を入れると相手がお札を出したとき、姿絵から出てくる形となります。

姿絵が裏を向く入れ方は、弔事のときの入れ方なので注意しましょう。

  • 中袋の包み方はうわ包み

新札が用意できたらお金を包んでいきます。紙幣をのし袋の中袋に入れるときは、肖像画が表面になる向きに入れます。また封筒の入り口部分に、上向きに肖像画の顔が来ていることを確認しましょう。

のし袋の一番外側の、装飾された包み紙は「上包み(うわづつみ」と呼びます。のし袋の上包みは、裏側で上下を重ねるように包みますが、慶事(お祝い事)では下の折り返しが上を向くように重ねるようにします。

これを反対にしてしまうと、弔事での香典に用いる形となるので間違わないように気を付けましょう。

出産祝いの「のし袋」は「ふくさに包む」

ふくさのイメージ

出産祝いののし袋が、何かの拍子で破けてしまったり汚れてしまったら台無しになってしまいます。そのため、お相手に渡すときはふくさに包んで持参するようにしましょう。

ふくさには一般的な風呂敷のような正方形のものや、布を止めておく爪のついた「爪付きふくさ」、のし袋を乗せるための台が付いた「台付きふくさ」など、同じふくさでもさまざまな種類があります。

どの種類も出産祝いのマナー違反とはなりませんが、色や柄は慶事用のものを選ぶことが大切です。ふくさに関するマナーを紹介するので、用意するときの参考にしてください。

◇出産祝いにふさわしいふくさの色は?

出産祝いなどの慶事の際、暖色系のふくさを選びます。赤・オレンジ・ふじ・桃・えんじ・ローズ・紫・金が一般的です。中でも、紫は慶弔どちらでも使える色なので、一つ持っておくと役立ちます。

◇ふくさのデザインは?

ふくさのデザインは、基本的には柄のない無地のものが無難でしょう。ただし、最近ではふくさのデザインも豊富になっており、シーンにふさわしい柄のついたものなら問題ありません。出産祝いなど慶事では、松竹梅・亀甲・鳳凰・扇などの柄を選ぶようにしましょう。

◇ふくさの包み方は?

ふくさの包み方にはマナーがあり、慶事と弔事で包み方が変わります。今回は、出産祝いで使えるふくさの包み方をチェックしましょう。

  1. ふくさを開き、ひし形になるように置く。
  2. 袱紗の中央から左寄りのところにご祝儀袋を置く。
  3. 左→上→下の順でたたむ。
  4. 右側を左にたたむ。

以上、ふくさに包んで持参する際、参考にしてくださいね。

金額で変わる?出産祝いに添えるメッセージの書き方

メッセージを書く女性い

出産祝いの金額は、贈る相手との関係性で変わることがあります。しかし、金額によって出産祝いのメッセージの内容が変わることはありません。では、出産祝いに添えるメッセージはどのような書き方がいいのでしょうか。関係性と書き方を紹介します。

金額に関係なく出産祝いの贈りものには、お祝いの気持ちを伝えるメッセージを添えましょう。どんなお相手でも、書き方で気をつけたいのは言葉の選び方です。

「切る」「無くなる」「失う」「四(死)」「九(苦)」などの忌み言葉を避けます。「、」「。」などの句読点もできるだけ使わないようにしましょう。

また「これからが大変だと思うけど頑張って」「早く大きくなるといいね」など、たとえ出産・育児を経験した立場でも、自分の価値観でメッセージを書くと相手を傷つけてしまう可能性があります。

赤ちゃんとママに対する細やかな配慮を忘れずに、まずは赤ちゃんが誕生したことに対する「おめでとう」や、赤ちゃんの健やかな成長を祈る言葉を選ぶ書き方で、お相手をいたわる気持ちが大切でしょう。

出産祝いに添えるメッセージの例文

出産祝いの金額に関係なく、メッセージではお相手との関係性を重視したメッセージの書き方が大切です。友人なら親しみを込めたメッセージを、目上の方ならお相手を敬うようなメッセージの書き方が望ましいです。

どちらでも共通した書き方として、出産したことに対する「おめでとう」の言葉、赤ちゃんの健康を祈る言葉、出産へのねぎらいの言葉を意識するようにしましょう。

◇友人へ出産祝いのメッセージ

例)友人へ出産祝いのメッセージ2選

ご出産おめでとうございます
とっても嬉しいニュースを知らせてくれて本当にありがとう
○○ちゃんの健やかな成長を祈っています

ご出産おめでとう
これからは赤ちゃんも一緒に ますます幸せな家庭を築いてね
○○さんと赤ちゃんに会えるのを楽しみにしています

◇目上・同僚の方へ出産祝いのメッセージ

例)上司へ出産祝いのメッセージ

ご出産おめでとうございます
赤ちゃんが無事に誕生されたとのこと 部署一同大変嬉しい気持ちでいっぱいです
ささやかではありますが お祝いの品をお贈りします
ご家族皆様の健康を心よりお祈りしております

例)同僚へ出産祝いのメッセージ

赤ちゃんのご誕生 心よりお慶び申し上げます
まずはゆっくりと体を休めて 家族皆様で幸せな時間をお過ごしください
また○○さんにお会いできる日を楽しみにしております

大切な方への出産祝いを贈る際は、メッセージの書き方や例文も参考にしてみてください。

出産祝いの書き方では「水引」の種類に注意

正式なのし袋には、水引と呼ばれる何本かで結ばれたひもの飾りが付いており、本数や結び方の種類によって意味が異なります。出産祝い用ののし袋の水引について解説していきましょう。

水引の選び方を紹介

水引の結び方には、結び目の先が上向きになる結びきり、結びきりの両端が輪になるあわじ結び(あわび結び)、結び目が梅の花のような形の梅結び、形が蝶のように見える蝶結び(花結び)の4種類があり、それぞれの結び方には意味があります。

◇結びきり

結びきり

結びきりは一度結ぶと簡単には解けないことから「固く結ばれて離れないように」「二度と繰り返さないように」という意味があります。結婚祝いや病気のお見舞いや快気祝い、通夜、葬儀といった弔事などでも使われます。

◇あわじ結び(あわび結び)

あわじ結び

あわじ結び(あわび結び)は結びきりと同じ意味があり、それに加えて「末永く続くように」という意味があります。結びきりと同様、一度のみがいいとされる吉凶事である「結婚式」や通夜・葬儀などの弔事で使われます。

◇梅結び

梅結び

梅結びはあわじ結びの変形で、結び目が固く簡単に解けないことから「繰り返すことがないように」という意味があります。また梅の花は古くから「松竹梅」と呼ばれる縁起物であることや、魔除けの縁起物として考えられてきた梅がモチーフになっていることから、無病息災や運命向上の願いも込められた結び方です。結婚祝いで使われます。

◇蝶結び

蝶結び

蝶結びは、何度でも結び直せることから「何度繰り返してもよいお祝いごと」に使われます。赤ちゃんが生まれることは何度あってもたいへんおめでたいことなので、出産祝いの水引は「蝶結び」がふさわしいとされています。

このように水引には4つの結び方があります。赤ちゃんが生まれることは何度あっても大変おめでたいことなので、水引は蝶結びがふさわしいとされています。

また、出産祝いの他にも進学祝い・開店祝い・新築祝いなど「何度あっても良い縁起ごと」の贈り物に蝶結びが使われます。

水引の本数は3、5本が一般的

金額や用途によって水引の本数は変わります。3本・5本・7本・10本のものが一般的に使われ、数が多いほど見た目は豪華です。

慶事の際は奇数の数が良いといわれるので、出産祝いの場合は3本か5本の水引を選びましょう。7本にしてもかまいませんが、水引は本数が多くなるほど贈る品物もその分豪勢にしないと、釣り合いがとれなくなってしまいます。

出産祝いで贈るお祝い金や品物の相場は5,000円から高くても30,000円位なので、水引の本数も多くて5本がおすすめです。また、9本の水引もありますが、同じ奇数でもこちらは出産祝いの水引にはふさわしくありません。

4・9という数字は「苦」「死」を連想させる数字で、年配の方は特に気にする傾向があります。他にも5本の水引を2束使用する10本の水引は、結婚祝い専用の水引なので出産祝いでは使いません。

親しい方なら水引が印刷のものでもOK

慶事用の水引は、のし袋に直接印刷されているタイプと、紅白の紐がかけられているタイプがあります。「印刷された水引はマナー違反?」と思う方も多いようです。コンビニなどで見かけたこともありますね。

のし袋に直接印刷しているのは簡素化しているだけなので、水引としての役割は果たしています。そのため、友人や兄弟などかしこまらない相手に出産祝いを贈るなら印刷された水引でも問題ありません。

ただし、出産祝いは人生の中でも正式な慶事です。きちんとしたお祝いしたいと思う人は、本物の水引のついたのし袋でお祝いするといいですね。また、職場関係や目上の人に贈るときは、印刷ではなく実物の水引がついている正式なご祝儀袋を選びましょう。

【出産祝いの書き方】連名で贈る際の注意点

出産祝いを連名で贈る場合、お相手との関係性や贈る人数でのし袋の書き方も変わります。名前の並びや文字の大きさなど注意する点がいくつかあるので、それぞれのケース別にのし袋の書き方について解説します。

友人と連名で贈る場合は、右から五十音順にフルネームを書きます。会社の方なら目上の方から順に書きましょう。夫婦連名で贈る場合は右に夫のフルネーム、隣に妻の下の名前を書いてください。夫婦別姓または結婚前のカップルの場合、二人の氏名を並べて書きましょう。

人数が4名以上である場合は、まず代表者のフルネームを書き、その左下に「外一同」と記入します。会社の部署などで有志を募った場合は、個人の名前は書かずに「〇〇部一同」と書くのが基本です。

以下、表にまとめています。連名で出産祝いをする際の参考にしてください。

続柄・人数書き方
夫婦・カップル夫婦は夫のフルネームと妻の名前を書く。
カップルや夫婦別姓の場合は二人の氏名を書く。
連名(3名まで)右から目上の人順または五十音順で均一な大きさで書く。
全員フルネーム。
連名(4名以上)中央に代表者のフルネーム、左にやや小さく「外一同」と書く。
会社・所属単位一番右に、会社名・所属名を名前より小さめに書く。
家族(3名~)中央に代表者のフルネーム、左にその他の家族の名を並べて書く(3人までOK)。
4人以上の場合は、代表者の左にやや小さく「家族一同」とする。
姓が異なるならそれぞれフルネーム。

出産祝いの書き方を学んだら「Atelier GIFT」でギフト選び

アトリエギフト

出産祝いの書き方は、金額や関係性によっても変わってくるため複雑で分からないことがあるかもしれません。そんなときは、Atelier GIFTのギフト専門のコンシェルジュにご相談ください。ギフト専門のコンシェルジュが、長年のギフトの知見を活かしてお客様の出産祝いのお悩みや疑問に丁寧に対応させていただきます。

また、Atelier GIFTのギフトオプションでは、のしやメッセージカードのテンプレートを多数ご用意しているので、お困りの際にはテンプレートをそのままご活用いただくことも出来ます。

ハイセンスな贈り物を多数用意しているAtelier GIFTが、お客様のお祝いの気持ちを丁寧に形にしてお届けいたします。

出産祝いの書き方関するよくある質問

熨斗紙はどのように書けばいいですか?

出産祝いののし袋の表書きは、御祝や御出産御祝が一般的です。下段の名前は表書きよりも小さく書くようにしましょう。また、贈る人数によって書き方が変わるので、本記事を参考にしてください。

のし袋には、中袋がついているものとついていないものがあります。中袋がついている場合はのし袋の裏面への記入は絶対ではありません。ただし、裏面に金額記入欄などが印刷されている場合は記載してもOKです。中袋がついていないのし袋の裏面には包んだ金額、住所を旧字体を用いて記載しておくとよいでしょう。紙幣は新札を用意するようにします。銀行で両替を利用すれば新札が出てきます。

出産祝いはどのように渡せばいいですか?

出産祝いは一般的には産後7日後からお宮参りする1ヶ月あたりまでに贈ります。ですが、産後はママも赤ちゃんも体調が安定していないこともあるため、ママも赤ちゃんも落ち着いたころに贈るほうが好ましいです。

出産祝いはふくさに包んで持参し、渡す際は、ふくさからご祝儀袋を出し、贈り先さまが文字を読める向きで渡すようにしましょう。

金額は、割り切れる数字や、4.9を避けるようにします。

のし袋についている中袋の表・裏が白紙で表に金額、裏には住所を書いたほうがいいですか?

中袋の書き方には、裏に住所や名前を書かないというマナーもあります。しかし、最近では印刷で縦に線が入っている場合もあり、お相手が内祝いなどを贈る際金額と住所は参考になるので、中袋に金額・住所を書いたほうが親切です。手紙のように裏面の左下に住所と名前を書いておきましょう。

デザインのかわいい出産祝いののし袋を購入しましたが、名前を書くスペースがない場合はどうしたらいいでしょうか。

最近ではかわいいのし袋も多いですね。全面にデザインが施されていると、文字を書くスペースがないこともあります。そんなときは、無理に表書きや名前を書く必要はありません。代わりにメッセージカードを同封することで、お祝いの気持ちを伝えましょう。

まとめ

出産祝いののし紙(ご祝儀袋)の書き方は、金額や関係性で変わってくるので慎重に選ぶことも必要です。また、出産祝いのメッセージなども添えると気持ちが伝わるでしょう。

Atelier GIFTでは、出産祝いの書き方がわからないなどのご質問に丁寧にお答えさせていただきます。ギフト専門のコンシェルジュがいるので、どんな小さな質問でもお問い合わせください。

大切な方への贈り物、出産祝いなどのギフトシーンではAtelier GIFTをぜひご利用ください。お客様の感謝の気持ちを贈り物といっしょに送り先様へお届けいたします。